診療科
泌尿器科

▶泌尿器科について
泌尿器科は、腎臓、尿管、膀胱、尿道といった「尿の通り道」に関わる臓器と、男性の生殖器(前立腺、精巣、陰茎など)の病気を専門に診る診療科です。これらの臓器は、体内の老廃物を排泄したり、ホルモンのバランスを保ったりする重要な役割を担っています。
当クリニックの泌尿器科では、尿のトラブル(頻尿、排尿痛、尿漏れなど)から、腎臓や膀胱の結石、前立腺の病気、性感染症、男性更年期まで、幅広い疾患に対応しています。デリケートな症状で受診をためらわれる方もいらっしゃるかもしれませんが、泌尿器の病気は早期に発見し、適切に治療することで改善することが多いです。
患者さまが安心してご相談いただけるよう、プライバシーに配慮し、丁寧な診療を心がけています。
▶このような症状でお悩みではありませんか?
排尿の悩み
- トイレが近い(頻尿)、尿の回数が多い
- 夜中に何度もトイレに起きる
- 排尿時に痛みがある、しみる感じがする
- 尿が出にくい、勢いがない、時間がかかる
- 尿が漏れてしまう(尿失禁)、くしゃみや咳で漏れる
- 残尿感がある、すっきりしない
- 尿の色がおかしい(血が混じる、濁っているなど)
- 尿の臭いが気になる
性器の悩み
- 性器にできもの、かゆみがある
- 陰嚢の腫れや痛みがある
- ED(勃起不全)、性欲の低下が気になる
- 男性更年期の症状(倦怠感、発汗など)
腰や背中の痛み
- 特に左右どちらかのわき腹から背中にかけて強い痛みがある
上記以外にも、ご自身の体調に少しでも異変を感じたり、健康に関して気になることがございましたら、お気軽にご相談ください。
▶泌尿器科で対応する主な疾患
当クリニックの泌尿器科では、以下のような泌尿器や男性生殖器に関するさまざまな疾患の診断、治療、管理を行っています。
過活動膀胱 尿意切迫感(急に強い尿意を感じて我慢できない)、頻尿、夜間頻尿、切迫性尿失禁などを伴う病気です。 |
前立腺肥大症 主に中高年男性に見られる、前立腺が大きくなり尿道が圧迫されて排尿しにくくなる病気です。 |
尿路結石症 腎臓、尿管、膀胱などに石ができる病気で、激しい痛みや血尿を引き起こすことがあります。 |
膀胱炎・腎盂腎炎 細菌感染により膀胱や腎臓に炎症が起きる病気です。排尿痛や頻尿、発熱などの症状が出ます。 |
尿失禁(尿漏れ) 自分の意思とは関係なく尿が漏れてしまう状態です。女性に多いですが、男性にも見られます。 |
性感染症(STD) クラミジア、淋病、梅毒、性器ヘルペスなど、性行為によって感染する病気です。 |
男性更年期障害(LOH症候群) 男性ホルモンの低下により、体や心の不調が生じる状態です。 |
陰嚢水腫、精索静脈瘤など 陰嚢の腫れや痛みなどを引き起こす疾患です。 |
膀胱がん、前立腺がんなど(泌尿器がんのスクリーニング・精査) 早期発見のための検査や、疑われる場合は専門医療機関への紹介を行います。 |
▶当クリニックの泌尿器科診療の特長
プライバシーに配慮した診療
泌尿器に関するお悩みは、デリケートな内容が多く、受診をためらわれる方もいらっしゃるかもしれません。当クリニックでは、患者さまが安心してご相談できるよう、プライバシーに最大限配慮した環境で、丁寧な問診と診療を行います。
分かりやすい説明と丁寧なアドバイス
患者さまの症状や検査結果について、専門用語を避け、分かりやすい言葉で丁寧に説明いたします。治療方針についても、メリット・デメリットを含めてご説明し、患者さまご自身が納得して治療を選択できるようサポートします。生活習慣の改善に関するアドバイスも積極的に行います。
多様な検査と治療への対応
尿検査、血液検査、超音波検査など、泌尿器疾患の診断に必要な検査をクリニック内で迅速に行うことができます。薬物療法はもちろん、生活指導、漢方治療など、患者さまの状態やご希望に応じた多様な治療選択肢をご提案します。
専門機関との連携体制
より専門的な検査や手術が必要な場合、あるいは入院が必要な場合には、地域の基幹病院や泌尿器科専門病院と密に連携しています。患者さまにとって最適な医療が提供できるよう、速やかに適切な医療機関へのご紹介が可能です。当クリニックが窓口となり、地域全体で患者さまの健康をサポートします。
泌尿器の症状は、生活の質に大きく関わります。一人で悩まず、どうぞお気軽にご相談ください。
※本ページの内容は、みらいとクリニックの医師が監修しています。